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09月12日-05号

  • "篠原清満"(/)
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  1. 塩尻市議会 2014-09-12
    09月12日-05号


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    平成26年  9月 定例会          平成26年塩尻市議会9月定例会会議録                 第5号---------------------------------------            平成26年9月12日(金曜日)---------------------------------------               議事日程(第5号)                   平成26年9月12日午前10時00分開議第1.委員長審査報告、質疑、討論、採決 議案第1号 平成25年度塩尻市一般会計歳入歳出決算認定について   第2号 平成25年度塩尻市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について   第6号 平成25年度塩尻市国民健康保険楢川診療所事業特別会計歳入歳出決算認定について   第7号 平成25年度塩尻市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定について   第3号 平成25年度塩尻市奨学資金貸与事業特別会計歳入歳出決算認定について   第4号 平成25年度塩尻市介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定について   第5号 平成25年度塩尻市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定について   第8号 平成25年度塩尻市水道事業会計剰余金の処分及び決算認定について   第9号 平成25年度塩尻市下水道事業会計剰余金の処分及び決算認定について   第10号 平成25年度塩尻市農業集落排水事業会計決算認定について   第11号 塩尻市福祉医療費給付金条例の一部を改正する条例   第12号 塩尻市ふれあいセンター条例の一部を改正する条例   第13号 塩尻市保育の必要性の認定に関する基準を定める条例   第14号 塩尻市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例   第15号 塩尻市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例   第16号 塩尻市放課後児童健全育成事業の設備及び運営に関する基準を定める条例   第17号 塩尻市営住宅管理条例の一部を改正する条例   第18号 人権擁護委員の候補者の推薦について   第19号 字の区域の廃止について   第20号 塩尻情報プラザ指定管理者の指定について   第21号 塩尻インキュベーションプラザ指定管理者の指定について   第22号 財産の処分について   第23号 平成26年度塩尻市一般会計補正予算(第2号)   第24号 平成26年度塩尻市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)   第26号 平成26年度塩尻市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)   第25号 平成26年度塩尻市介護保険事業特別会計補正予算(第1号)   第27号 平成26年度塩尻市水道事業会計補正予算(第1号)   第28号 平成26年度塩尻市下水道事業会計補正予算(第1号)   第29号 平成26年度塩尻市農業集落排水事業会計補正予算(第1号) 請願第1号 「手話言語法」制定を求める意見書に関する請願   第2号 集団的自衛権容認の閣議決定を撤回し、閣議決定にもとづく法整備等を行わないよう関係機関に意見書を提出することを求める請願第2.閉会中継続審査及び調査の申し出第3.議員提出議案審議 議会第1号 塩尻市議会基本条例の一部を改正する条例   第2号 「手話言語法」制定を求める意見書   第3号 私立高校への公費助成に関する意見書   第4号 農業改革における慎重な議論と自己改革を基本とした支援を求める意見書第4.選挙管理委員会の委員及び同補充員の選挙について     ------------------------------◯出席議員(22名)    1番  五味東条君             2番  宮田伸子君    3番  横沢英一君             4番  西條富雄君    5番  青木博文君             6番  務台 昭君    7番  金子勝寿君             8番  山口恵子君    9番  牧野直樹君             10番  古畑秀夫君    11番  金田興一君             12番  永井泰仁君    13番  森川雄三君             14番  青柳充茂君    15番  中原巳年男君            16番  鈴木明子君    17番  中村 努君             18番  丸山寿子君    19番  柴田 博君             20番  塩原政治君    21番  永田公由君             22番  中原輝明君◯欠席議員(なし)◯欠員(なし)     ------------------------------◯説明のため出席した者  市長         小口利幸君   副市長         米窪健一朗君  教育委員長      小澤嘉和君   代表監査委員      高砂礼次君  教育長        山田富康君   農業委員会長      原  知君  総務部長       高木仁樹君   安全・施設整備担当部長 百瀬惠一君  協働企画部長     田中速人君   市民環境事業部長    中島伸一君  福祉事業部長     小池晴夫君   経済事業部長      篠原清満君  地域ブランド担当部長 赤羽誠治君   建設事業部長      藤森茂樹君  市民交流センター長  伊東直登君   こども教育部長     保科隆保君  生涯学習部長     岩垂俊彦君   水道事業部長      山崎哲夫君  秘書広報課長     大野田一雄君     ------------------------------◯事務局職員出席者  事務局長       宮本京子君   事務局次長       青木隆之君  議事調査係長     上村英文君     ------------------------------            本日の会議に付した事件議事日程(第5号)記載事件のとおり                            午前10時00分 開議     ------------------------------ ○議長(五味東条君) 皆様おはようございます。 ただいまの出席議員は22名で定足数を超えておりますので、これより本会議を再開し、直ちに会議を開きます。 お手元の議事日程により議事に入ります。     ------------------------------ △日程第1 委員長審査報告、質疑、討論、採決 ○議長(五味東条君) 日程第1 これより各委員長から審査報告を求めることにいたします。 議案第1号を議題といたします。総務環境委員長の報告を求めます。 10番 古畑秀夫さん。 ◆総務環境委員長(古畑秀夫君) 〔登壇〕 皆様おはようございます。御指名をいただきましたので、総務環境委員会に付託されました議案第1号について御報告いたします。 当委員会は9月5日、8日の両日開催し、慎重審査の結果、議案第1号 平成25年度塩尻市一般会計歳入歳出決算中、当委員会に付託された部分について、全員一致をもちまして原案のとおり認定すべきものと決しました。 審査の主な経過を申し上げます。 平成25年度一般会計歳入決算額は予算対比95.6%、前年度決算額対比3.3%増の274億7,263万4,333円であり、歳出決算額は予算対比93.0%、前年度決算額対比2.1%増の267億441万1,137円となり、翌年度へ繰り越すべき財源1億3,893万3,212円を除いた実質収支は6億2,928万9,984円の黒字となりました。 歳入のうち市税は前年度対比1.3%増の93億5,576万円余で、このうち個人市民税は前年度対比2.0%減の32億5,139万円余、法人市民税は前年度対比13.5%増の7億7,817万円余となったとの説明を受けました。 財政健全化法に基づく健全化判断比率の状況は、実質赤字比率連結実質赤字比率については、普通会計も公営企業会計などを含めた連結いずれも黒字であるため、該当せず、他の二つの指標、実質公債費比率7.4%及び将来負担比率49.9%となり、いずれも前年度より改善され適正な範囲で健全な状態であるとの説明を受けました。 委員より、コミュニティ助成事業地域活性化支援事業の総合評価がC評価で見直しが必要となっているが、その理由と評価結果にどのように対応したのかとの質問に、コミュニティ助成事業については目標指標としている空き家バンクの成約件数がゼロ件という状況であったためC評価となり、現在見直しを検討している。地域活性化支援事業については使い道が原材料費のみに制限され、柔軟に対応できなかったためC評価となった。今年度は原材料費に限定せず、地域課題を解決するために優先順位をつけ、取り組んでもらえるよう交付金化するよう見直しを行ったとの答弁がありました。 地域振興について、地域の方に考えていただき実行していただいたほうが効率よくできる場合がある。地域振興を進めていく上で20万円の予算では少なすぎるのではないかとの質問に、地域が主体となっていく仕組みづくりが必要であり、課題でもある。庁内では第五次総合計画や組織見直しを議論しており、過去には支所のあり方検討委員会の報告書も示されているので、その具体化も考えていくとの答弁があり、支所や地域振興のあり方をどのように考えているのかとの質問に、支所長は最前線で地域づくりを担う重要な役割を持っている。20万円の使い道についてうまく活用している地区と残念ながらそうでない地区があったが、第五次総合計画策定に当たり、庁内で十分議論していくとの答弁がありました。 指定防犯灯電気料補助が約300万円となっているが、防犯対策を図るのであればもっと増額すべきではないか、また指定防犯灯の基準の見直しが必要ではないかとの質問に、集落と集落の間における夜間の安全を確保するという観点から指定防犯灯の電気料を補助している。一方、民家から100メートル以内の集落内の防犯灯は地元の皆さんに電気料を負担していただいている状況である。本年度は防犯灯台帳を整備し、実態調査を行うとともにLED化の促進のほか、電気料補助を含め、防犯灯補助制度の見直しを行うこととしているとの答弁がありました。 市営住宅の管理を委託したが、費用対効果はどうかとの質問に、収入の面から前年度と比較してみると収納率がアップしていることから、委託をして効果があったと考えられるとの答弁があり、住民票の写し等の証明書を代理人に交付した場合の本人通知1,282件のうち7件の開示請求はどのようなケースかとの質問に、自動車購入に伴う住民票の写しの請求で、本人が委任したことを忘れているケースなどがあり、不正請求はなかったとの答弁がありました。 母子保健事業の妊婦一般健診の件数と出産の数はとの質問に、妊婦一般健診は基本健診が14回あり、健診の延べ件数が7,145件である。出産の実人数は602人であった。 松本地域出産子育て安全ネットワークの内容はとの質問に、産科医不足のため分娩医療機関と健診医療機関のすみ分けをし、分娩医療機関の負担を減らすため共通診療ノートの作成やこども病院や信大などの産科医療機関への研究の補助等も行っているとの答弁がありました。 最終処分場で埋め立てされる松本クリーンセンターからの焼却灰の量が共同処理前に比べて容量で1.4倍となっているとの説明であるが、容量が1.4倍になっても最終処分場は平成45年まで使用できるということかとの質問に、平成26年度より焼却灰の一部を資源化することにより、45年まで使用できることとなり、地元地区の了解も得られているとの答弁があり、旧最終処分場の発電事業はアイネットで決まったということだが、具体的な説明をとの質問に対し、選定業者が太陽光パネルを設置して486キロワットの発電を行うもので、草刈りなどの維持管理を含めて事業者が行い、市は土地を賃貸するものであるとの答弁がありました。 電算システム業者の変更に伴いデータ移行委託料が大きな金額になっているが、どういうときにこの費用が発生するのかとの質問に、システムのリース切れなどでシステムの見直しを実施し、新たなシステムを選定する場合に発生するとの答弁があり、業者がかわった場合は費用が発生するということがわかっているなら、その金額を含んで業者を選定すればいいのではないかとの質問に、今回の新システムにおいては他社への移行が発生する場合の費用を見込んでいるため、5年後、費用は発生しないとの答弁がありました。 分散型無線ネットワーク事業において、災害対策に活用できると聞いたが、今は何をやっているのかとの質問に、児童見守りシステム、土中水分センター傾斜センサーといった総務省の実験の事業を実施しているとの答弁があり、そうした場合、中継機の増設は必要かとの質問に、当初、通学路へ敷設して独自に増設をして運用している、その他外側のエリアに発展していくためには増設する必要があるとの答弁がありました。 東山霊園について、平成25年度は販売が7件、返還が9件ということですが、返還の主な理由は何かとの質問に、使用者が遠方になってしまい、お墓の管理ができなくなったことが主な理由であるとの答弁があり、返還は今後ふえてくると思われるが、平成25年度の調査結果はどのようなものかとの質問に、霊園使用者へのアンケート結果では、今すぐではないがいずれ返還したいとする希望者が146人あり、合葬墓などができれば利用を希望する方も多いとの結果が出たことを踏まえ、今年度から墓地の整備計画を進めているとの答弁がありました。 そのほか多くの質疑がありましたが、委員会として全ての答弁を了承いたしました。 以上を申し上げまして、総務環境委員会の審査報告といたします。 ○議長(五味東条君) 質疑を行います。ありませんか。----ないので、次に福祉教育委員長の報告を求めます。 2番 宮田伸子さん。 ◆福祉教育委員長(宮田伸子君) 〔登壇〕 皆様おはようございます。御指名をいただきましたので、福祉教育委員会に付託されました議案第1号につきまして審査の結果及び経過について御報告いたします。 当委員会は9月1日、2日の両日に開催し、議案第1号 平成25年度塩尻市一般会計歳入歳出決算認定中、当委員会に付託されました部分につきましては、慎重審査の結果、全員一致をもちまして原案のとおり認定すべきものと決しました。 審査の主な経過を申し上げます。 市民交流センター費について、決算説明資料に開館5年をめどに建設前に計画した長期修繕計画の見直しを行う必要があるとあるが、どのようなことか、また部屋の改築の計画はあるかただしたのに対し、今までは細かい修繕で済んだが、今後はカーテンやじゅうたんの交換、修繕などがある、今のところ改築の計画はないとの答弁がありました。 ご近所支え合いマップづくり事業について、決算説明資料には現状のまま継続して計画どおりに事業を進めるとあるが、開始して8年がたち、まだ39地区である、この進みぐあいや取り組みに対して区との温度差があるようだが、どのように考えるかとただしたのに対し、十分な対応ができているとは思わない、区の考えもあるので地道に進めていくしか仕方ないと考えるとの答弁がありました。また委員より、区に対して進め方のアドバイスや支援をしてほしいと要望が出されました。 社会福祉総務費について、ふれあいセンター洗馬入浴施設利用の際、市民同伴であれば市外の方も利用できるのかただしたのに対し、センターで地域の方のお顔は承知している、介護等の理由で市外の方を同伴することもあるので認めているとの答弁がありました。 楢川外出支援事業について、合併から10年がたつが、今後の支援事業のあり方についてただしたのに対し、今年度から楢川診療所が指定管理になり、利用者がどのように変わるかを見た上で、来年度以降検討していきたいとの答弁がありました。 障害者福祉費について、重度心身障害者福祉年金の支給範囲を狭め、505人に影響があったとのことだが、幾ら減額されたのかただしたのに対し、二十歳未満が月4,000円、二十歳以上が月3,000円であるとの答弁がありました。 老人福祉施設費について、特別養護老人施設待機者人数をただしたのに対し、平成26年3月末現在、実数で261人であるとの答弁がありました。 認知症高齢者支援事業について、認知症サポーター養成講座の受講者4,217人の中には、地域で社協の方から話を聞いてオレンジリングをもらった人も含むのかただしたのに対し、そのとおりであるとの答弁がありました。 社会福祉センター重油流出対策事業について、最小限の監視のみにすると聞いていたが、最小限にしても400万円強の経費がまだ数年かかるのかとただしたのに対し、東部圏域ふれあいセンター建設も予定しており、経費を削減しながら進めていきたいとの答弁がありました。また委員より、なぜ廃止しないのかただしたのに対し、異臭もあり、油も若干出ているので廃止できないと考えるとの答弁がありました。 保育所運営費について、アレルギー食対応の児童数をただしたのに対し、3歳未満児が43人で9.9%、3歳以上児が94人で7.5%であるとの答弁がありました。また委員より、塩尻でアレルギー食対応をしていることを知らずに、松本の幼稚園に通わせている人がいる、PRをしっかりすべきとの意見が出されました。 ひとり親家庭福祉推進事業について、就学支度金などの制度をひとり親家庭にどのように知らせているのかとただしたのに対し、児童福祉手当の現況確認を必ず面談で行うので、その際に窓口で説明している、就学支度金については保育園や小学校に確認をとった上で該当者に通知しているとの答弁がありました。 元気っ子応援事業について、臨床心理士への支払いを委託料から謝礼にし支払額もふえたが、変わったことは何かただしたのに対し、毎回、元気っ子相談に来ていただくので実費弁償ということで見直しをしたとの答弁がありました。 高等学校等振興事業について、毎年、陳情が出されているが、補助金額はどのようになっているかただしたのに対し、平成24年度は1人当たり3,000円だったが、25年度は3,300円とした、しかし生徒数の減少により学校へ入る金額は同じくらいであるとの答弁がありました。 教職員住宅管理諸経費について、住宅数と現在の使用戸数をただしたのに対し、59戸中22戸が使用されているとの答弁がありました。また委員より、使われていない教職員住宅を今後処分する考えがあるかただしたのに対し、耐震の問題からお貸しできない物件がある、今年度は3棟取り壊し、普通財産にして処分を図る、今後も昭和56年以前に建てられたものに関しては順次処分していくとの答弁がありました。また委員より、ほかの活用方法の研究はしているかとただしたのに対し、教職員住宅のままでは別の用途に使用できない、また建物が古く水洗化されていないなど、水回りに問題があることなど、転用は考えられないとの答弁がありました。また委員より、使い道がなければ処分を早くすべきとの意見が出されました。 本洗馬歴史の博物館について、開館日をただしたのに対し、金、土、日、祝日であるとの答弁がありました。また委員より、年間の入館者数は1,000人を切っている、嘱託職員を置いて年間500万円かかっている、果たして継続の必要があるのか、開館日も含め経費の削減を検討すべきではないかとただしたのに対し、嘱託職員は平出博物館で手伝いもしているが、検討したいと考えるとの答弁がありました。 青少年育成事業について、市内には有害図書等自動販売機がまだ7台あるとのことだが、撤去に向けた進展はあるのかただしたのに対し、新しい商品が入れかえられるたびに設置者に電話して心理的に監視されているということを植えつけながら、1台でも減らせるように撤去を促しているとの答弁があり、これらを了承いたしました。 以上申し上げまして、福祉教育委員会の審査報告といたします。 ○議長(五味東条君) 質疑を行います。ありませんか。----ないので、次に経済建設委員長の報告を求めます。 5番 青木博文さん。 ◆経済建設委員長(青木博文君) 〔登壇〕 おはようございます。御指名がございましたので、経済建設委員会に付託されました議案第1号について御報告いたします。 当委員会は9月3日、4日両日開催し、付託された部分については慎重審査の結果、全員一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 審査の主な経過を申し上げます。 議案第1号 平成25年度塩尻市一般会計歳入歳出決算認定中、歳出5款労働費については、委員より、テレワーク事業の取り組みによる成果はとの質問に、テレワーク推進事業としての成果はシステム業務費で6件、約725万5,000円を契約し、データ移行関係は92件、約1,240万円を契約した、ワーカーの登録者数は40人、うち実労したワーカーは34人、ワーカーの平均報酬額は1人当たり年間約9万円であるとの答弁がありました。 歳出6款農林水産業費については、委員より、環境保全型農業直接支払事業補助金について、いつから開始で目的は何かとの質問に、平成23年から始まった国の補助制度で農薬、肥料を50%以上軽減している農家の経営計画が認定されるとエコファーマーとして10アール当たり8,000円の補助金が交付されるものである、農薬、肥料を少なくすると手作業がふえるため、環境保全型農業の推進のための補助金が交付されているとの答弁があり、委員より、認定農業者の認定要件と認定拡大に向けての取り組みはどうかとの質問に、今後5年間の農業経営について規模拡大、機械化導入ハウス等施設の整備等の改善計画を提出し、計画が認定されれば認定農業者となる、今回、国の米政策の支援が認定農業者に限定されているため、人・農地プランの地域懇談会やJAの主催する会議等において、認定農業者制度の周知、認定者の拡大について周知をしているとの答弁があり、委員より、現在の林道の状況から実際に木を搬出できるのか、また林道整備等の計画はどうなっているかとの質問に、林道点検やパトロールを行い、修復が必要な箇所については整備をしている、また林道の整備計画については今後の森林資源活用調査の中で、集約化計画に合わせて路網調査や整備計画を進めていきたいとの答弁がありました。 歳出7款商工費については、委員より、奈良井宿を訪れる外国人観光客が伸び悩んでいるが、誘客の取り組みはとの質問に、観光サインの多言語化については既に取り組みを始めている、妻籠宿、馬籠峠、馬籠宿と同様に奈良井宿、鳥居峠、薮原宿を活用した観光プランについて、木祖村と中山道鳥居峠観光宣伝協議会を設置し、情報交換及び協議を進めている、現地の受け入れ体制を整備し、案内所に英会話のできる人材の配置についても予算要求をしながら実現に向けていきたいとの答弁がありました。 歳出8款土木費については、委員より、道路アセスメント調査は路面の調査であるが、空洞も行っているかとの質問に、この調査ではレーザーによる路面のひび割れや傷みを調査している、また5トンのおもりを利用した調査をしており、ある程度空洞も感知できると考えるが、空洞調査としては行っていない、空洞調査については費用、実施範囲などについて調整を行う必要があり、今後研究を進めていきたいとの答弁があり、これを了承しました。 以上を申し上げまして、経済建設委員会の審査報告といたします。 ○議長(五味東条君) 質疑を行います。ありませんか。----ないので、質疑を終わります。討論を行います。ありませんか。----ないので、討論を終わります。議案第1号を採決いたします。 お諮りいたします。各委員長の報告はいずれも認定すべきであるとするものであります。各委員長の報告のとおり認定することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(五味東条君) 御異議なしと認めます。よって、本案は各委員長の報告のとおり認定することに決定しました。 次に、議案第2号、第6号及び第7号の3件を一括議題といたします。総務環境委員長の報告を求めます。 10番 古畑秀夫さん。 ◆総務環境委員長(古畑秀夫君) 〔登壇〕 総務環境委員会に付託されました議案第2号、議案第6号及び議案第7号について御報告いたします。 議案第2号、議案第6号及び議案第7号は、全員一致をもちまして、いずれも原案のとおり認定すべきものと決しました。 審査の主な経過を申し上げます。 議案第2号 平成25年度塩尻市国民健康保険事業特別会計歳入歳出決算認定について、加入被保険者数は年平均で1万7,692人と、前年度に比べて12人の増となり、本市の全人口に対する加入率は26.1%であり、加入世帯数は年平均9,905世帯で前年より100世帯の増となり、全世帯に対する加入率は37.7%となっています。 歳入決算額は、合計73億5,303万2,556円で、前年度対比6.7%、4億6,221万6,636円の増額となり、歳入のうち国民健康保険税は税率改定などにより、前年度対比7.6%増の16億2,570万円余となり、前期高齢者交付金が前期高齢者数の増加により、前年度対比12.8%増の19億5,726万円余、また一般会計から健全化指針に基づく財政支援として1億3,500万円の繰り入れを行いました。 歳出決算額は70億2,078万433円であり、前年度対比5.2%、3億4,394万489円の増となり、歳出のうち保険給付費は前年度対比5.0%増の48億1,389万円余となりました。財政調整基金として1億円余を積み立て、歳入歳出差引額3億3,225万円余を翌年度に繰り越したとの説明がありました。 委員より、特定健診で25年度から対象となった20歳と25歳の受診率はとの質問に、対象者229人に対して受診者数11人、受診率は4.8%であったとの答弁があり、今後どうするのかとの質問に、健診を受診することに若いうちから関心を持っていただきたい、透析患者も30代から見受けられるとの答弁があり、さらに今後、この事業を生かしていくための周知の工夫について、どのように考えているのかとの質問に、広報、ホームページ、新聞報道等あらゆる機会を通じて関心を高めるよう工夫していきたいとの答弁がありました。 若いうちから健診の必要性を訴えていく必要があり、教育委員会等と連携を深めて取り組んでいただきたいたいとの質問に、中学生くらいの世代から健診の重要性を認識し、意識を高めるよう対策を検討していきたいとの答弁があり、医療費との関係はどのように考えているのかとの質問に、充実させたのは対象者の拡大のほか、健診項目に心電図と貧血検査を追加した、市の医療費の多くが虚血性心疾患と脳血管疾患にかかわるものであり、早期発見は医療費の抑制のためにも意義があるとの答弁があり、高齢者の健康対策として具体的にどのようなことをしているのかとの質問に、特定健診等によって健康課題等に気づいていただくことが重要であるとの答弁がありました。 国保の収入未済額と不納欠損額が他の市税と比較して大きいのはなぜか、また解消するための方策はあるかとの質問に、国保加入者は低所得者が多いことから、方策としては滞納処分の強化と適正な執行停止により、未納額の縮減に努めていきたいとの答弁があり、解消策の具体的な内容はとの質問に、滞納処分と執行停止の前年度比較では25年度の差し押さえは99件、約800万円の増、取り立て等の額は約100万円の増、執行停止は約100人、2,800万円の増となっている。滞納整理率を高めることが滞納額の縮減につながるため、今後も継続していきたいとの答弁があり、これを了承しました。 次に、議案第6号 平成25年度塩尻市国民健康保険楢川診療所事業特別会計歳入歳出決算認定については、年間患者数延べ人数は前年度対比1%増の1万993名、1日平均患者数は52名で、歳入決算額は前年度より404万5,640円増の8,528万7,456円であり、このうち診療収入は6,404万7,656円で一般会計からの繰り入れは1,144万円余であり、国保会計から国保特別調整交付金として199万円余を繰り入れました。市債として、過疎対策事業債610万円を活用してエックス線透視撮影装置を修理しました。 歳出決算額は前年度より423万5,514円増の8,498万9,697円であり、歳入歳出差引額である29万7,759円を翌年度に繰り越したとの説明を受け、指定管理者制度を導入をしてよくなった点はあるのかとの質問に、6月から木曜日午前中に整形外科の診療が始まり、診療内容が充実した、また4月から送迎車両を運行しており、利用者から好評を得ているとの答弁があり、これを了承いたしました。 次に、議案第7号 平成25年度塩尻市後期高齢者医療事業特別会計歳入歳出決算認定については、本市の加入被保険者数は8,772人、前年度より31人の増となり、県内加入被保険者数32万5,145人に占める割合は2.7%で、歳入決算額は6億906万4,532万円であり、前年度対比1.6%、978万7,351円の増となりました。歳入のうち後期高齢者医療保険料は、前年度対比0.5%増の4億8,342万円余となり、歳入全体の79.4%を占めています。 歳出決算額は5億9,310万5,771円であり、前年度対比1.8%、1,036万円余の増となり、そのうち広域連合納付金が歳出全体の98.6%を占めているとの説明を受け、これを了承いたしました。 以上を申し上げまして、総務環境委員会の審査報告といたします。 ○議長(五味東条君) 一括して質疑を行います。ありませんか。----ないので、質疑を終わります。一括して討論を行います。ありませんか。----ないので、討論を終わります。議案第2号、第6号及び第7号の3件を一括して採決いたします。 お諮りいたします。委員長の報告はいずれも認定すべきであるとするものであります。委員長の報告のとおり認定することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(五味東条君) 御異議なしと認めます。よって、以上3件は委員長の報告のとおり認定することに決定いたしました。 次に、議案第3号及び第4号の2件を一括議題といたします。福祉教育委員長の報告を求めます。 2番 宮田伸子さん。 ◆福祉教育委員長(宮田伸子君) 〔登壇〕 御指名をいただきましたので、福祉教育委員会に付託されました議案第3号及び議案第4号につきまして、審査の結果及び経過について御報告いたします。 議案第3号及び第4号につきましては、慎重審査の結果、全員一致をもちまして原案のとおり認定すべきものと決しました。 審査の主な経過を申し上げます。 議案第3号 平成25年度塩尻市奨学資金貸与事業特別会計歳入歳出決算認定につきましては、歳入決算額は2,513万3,865円で、主なものは基金繰入金及び貸付金収入であり、歳出決算額は2,512万9,865円で基金積立金、一般会計繰出金及び貸付金である。また基金の積み立ては3月31日までに完了するもので、出納閉鎖期間中に入金された分については繰越金として次年度に繰り越されるとの説明がありました。 卒業後の返金方法についてただしたのに対し、納付書払いになっており、納付手数料はかからないとの説明を受けました。委員より、自動引き落としにすると口座の残高がなくなり、ブラックリストに載ってしまう事例が全国であると聞いている、就職してすぐ返せない場合もあるので、現在の返済方法を続けてほしいとの要望が出され、これを了承しました。 議案第4号 平成25年度塩尻市介護保険事業特別会計歳入歳出決算認定につきましては、歳入歳出決算額について歳入合計49億9,230万6,633円、歳出合計48億5,347万6,202円であり、歳入歳出差引残額1億3,883万431円を次年度へ繰り越すものであるとの説明を受けました。 高齢者世帯等タクシー利用助成事業について、2種類の方法から選んで利用できるようになったが、予算は800万円ほどに対して利用は600万円ほどであった、使いにくかったのではないかとただしたのに対し、利用件数は昨年度より333件減っているが、入院等の関係で減ったのではないかと考えるとの答弁がありました。 また委員より、使いやすいよう改善を図ったと思うが、選択方法がわかりにくかったのではないか、どのように周知したかただしたのに対し、ケアマネジャーや民生委員を通じて説明会等を設けるなどしたが、今後もPRを徹底していくとの答弁がありました。高齢者の外出を支援する事業の趣旨に沿って利用されるよう、周知の仕方や改良を検討してほしいとの要望が出されました。 決算を見ると、黒字で1億3,000万もの繰り越しがあるが、今年度から保険料を値上げした理由をただしたのに対し、年々給付費が増加しており、1億8,000万円ほど足りないという試算のもとで改定したとの答弁があり、これを了承しました。 以上申し上げまして、福祉教育委員会の審査報告といたします。 ○議長(五味東条君) 一括して質疑を行います。ありませんか。----ないので、質疑を終わります。一括して討論を行います。ありませんか。----ないので、討論を終わります。議案第3号及び第4号の2件を一括して採決いたします。 お諮りいたします。委員長の報告はいずれも認定すべきであるとするものであります。委員長の報告のとおり認定することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(五味東条君) 御異議なしと認めます。よって、以上2件は委員長の報告のとおり認定することに決定いたしました。 次に、議案第5号、第8号、第9号及び第10号の4件を一括議題といたします。経済建設委員長の報告を求めます。 5番 青木博文さん。 ◆経済建設委員長(青木博文君) 〔登壇〕 経済建設委員会に付託されました議案第5号、第8号、第9号及び第10号について御報告いたします。 議案第5号及び第10号については全員一致をもって、いずれも原案のとおり認定すべきもの、議案第8号及び第9号については全員一致をもって、いずれも原案のとおり可決及び認定すべきものと決しました。 審査の主な経過を申し上げます。 議案第5号 平成25年度塩尻市簡易水道事業特別会計歳入歳出決算認定については、楢川簡易水道事業と贄川簡易水道事業の統合により、効率的で安定した事業運営を図るための楢川地区と贄川地区を結ぶ連結管路の整備が完了しました。 また、歳入歳出状況については、歳入合計は前年度比7.0%、828万円余の増、1億2,721万2,421円で、その主なものは一般会計繰入金4,909万円余、簡易水道使用料4,817万円余、一方、これに対する歳出合計は前年度比7.0%、828万円余増の1億2,719万6,777円で、その主なものは公債費5,604万円余、施設管理費2,907万円余との説明があり、委員より、有収率はどのくらいか、また漏水調査等は実施しているかとの質問に、平成25年度末の有収率は83.5%となり、漏水調査は楢川浄水場の夜間最低配水量に変動が見られないため、25年度は実施しなかったとの答弁があり、これを了承しました。 議案第8号 平成25年度塩尻市水道事業会計剰余金の処分及び決算認定については、収益的収入では給水収益や引当戻入益が前年度比に比べ減少したことから、前年度比2.5%、3,740万円余減の14億7,934万9,227円。 一方、収益的支出では減価償却費の減額、企業債の繰上償還の効果による企業債利息が減額となることなどから、前年度比3.9%、5,595万円余減の13億7,309万7,799円となり、収支差引では消費税抜きの金額で7,993万6,523円の純利益となり、この純利益の全額を建設改良積立金に積み立てるとの説明があり、また資本的収入では前年度比9.2%、1,480万円余増の1億7,549万4,800円。 一方、資本的支出では片丘浄水場移転更新事業、基幹施設耐震化推進事業による床尾受水池応急給水拠点整備、配水管改良事業などを実施し、前年度とほぼ同額の8億3,041万5,668円となったとの説明があり、委員より、応急給水拠点施設6カ所の場所と整備状況はとの質問に、郷原配水池及び床尾受水池は整備を完了している、また上西条配水池及び片丘西部配水池は本年度整備を予定している、残りの2カ所は洗馬地区と吉田地区となり、場所は芦ノ田浄水場と長者原公園周辺の整備を検討しているとの答弁があり、これを了承しました。 議案第9号 平成25年度塩尻市下水道事業会計剰余金の処分及び決算認定については、収益的収入では下水道使用料が減収となったことから、前年度比0.5%、984万円余減の20億5,559万6,034円、一方、収益的支出では浄化センター費、資産減耗費が増加したことなどから、前年度比0.6%、1,252万円余増の19億9,262万2,984円となり、収支差引では消費税抜きの金額で6,264万1,835円の純利益となり、この純利益の全額を減債積立金に積み立てるとの説明があり、また資本的収入では建設改良費の減額に伴い企業債及び補助金が減額となったことから、前年度比30.4%、3億1,084万円余減の7億1,303万5,320円。 一方、資本的支出では塩尻市浄化センター第1期長寿命化事業下水道長寿命化事業による管更生工事やマンホール鉄蓋交換工事、舗装復旧工事などを実施し、前年度比18.7%、3億9,979万円余減の17億3,285万5,538円となったとの説明があり、委員より、地下水等を利用し、水道水を使わずに下水道を利用している工場があるか、また下水道だけを利用するときの使用料はどのように決めているのかとの質問に、水道水を使用せず下水道だけを使用しているケースはある、また、そのような使用者については地下水等をはかるためのメーターを設置し、使用料を賦課しているとの答弁があり、これを了承しました。 議案第10号 平成25年度塩尻市農業集落排水事業会計決算認定については、収益的収入では農業集落排水の施設使用料や一般会計からの他会計負担金が減収となったことから、前年度比3.5%、1,087万円余減の3億83万9,446円。 一方、収益的支出では浄化センターの修繕費が減額したことなどから、前年度比3.3%、1,000万円余減の2億9,652万2,614円となり、収支差引では消費税抜きの金額で620万7,223円の純利益となり、また資本的収入では前年度比7.2%、385万円余増の5,708万8,000円。 一方、資本的支出では汚水ます設置工事などを実施し、前年度比5.7%、1,095万円余増の2億182万3,390円となったとの説明があり、委員より、農業集落排水と公共下水道事業などをどのように区分けしているかとの質問に、区分けについては下水道マップを作成し、人口密度等の制限を加味し、農村地域においては農業集落排水事業としている、区域外については集合処理または個別処理により対応を分けているとの答弁があり、これを了承しました。 以上を申し上げまして、経済建設委員会の審査報告といたします。 ○議長(五味東条君) 一括して質疑を行います。ありませんか。----ないので、質疑を終わります。一括して討論を行います。ありませんか。----ないので、討論を終わります。採決は区分して行います。議案第5号を採決いたします。 お諮りいたします。委員長の報告は認定すべきであるとするものであります。委員長の報告のとおり認定することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(五味東条君) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員長の報告のとおり認定することに決定いたしました。 次に、議案第8号及び第9号の2件を一括して採決いたします。 お諮りいたします。委員長の報告はいずれも原案可決及び認定であるとするものであります。委員長の報告のとおり原案可決及び認定することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕
    ○議長(五味東条君) 御異議なしと認めます。よって、以上2件は委員長の報告のとおり原案可決及び認定することに決定いたしました。 次に、議案第10号を採決いたします。 お諮りいたします。委員長の報告は認定すべきであるとするものであります。委員長の報告のとおり認定することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(五味東条君) 御異議なしと認めます。よって、本案は委員長の報告のとおり認定することに決定いたしました。 この際、10分間休憩をいたします。                            午前10時57分 休憩                            -----------                            午前11時07分 再開 ○議長(五味東条君) 休憩を解いて再開いたします。 次に、議案第11号、第12号、第13号、第14号、第15号及び第16号の6件を一括議題といたします。福祉教育委員長の報告を求めます。 2番 宮田伸子さん。 ◆福祉教育委員長(宮田伸子君) 〔登壇〕 御指名をいただきましたので、福祉教育委員会に付託されました議案第11号から議案第16号につきまして、審査の結果及び経過について御報告いたします。 議案第11号から第16号までは、慎重審査の結果、全員一致をもちまして原案のとおり可決すべきものと決しました。 審査の主な経過を申し上げます。 議案第11号 塩尻市福祉医療費給付金条例の一部を改正する条例につきましては、次代の社会を担う子供の健全な育成を図るための次世代育成支援対策推進法等の一部を改正する法律の公布により、一部改正された母子及び寡婦福祉法及び中国残留邦人等の円滑な帰国の推進及び永住帰国後の自立の支援に関する法律の一部を改正する法律が施行されたことに伴い必要な改正をするもので、平成26年10月1日から施行するとの説明を受けました。 委員より、中国残留邦人の市内の該当者は何名かただしたのに対し、5世帯8人で特定配偶者は1人であるとの答弁があり、これを了承しました。 議案第12号 塩尻市ふれあいセンター条例の一部を改正する条例につきましては、地域における市民の交流を促進するとともに市民の福祉活動を支援し、地域福祉の推進を図る拠点として塩尻市ふれあいセンター広丘を設置することに伴い必要な改正をするもので、ふれあいセンター広丘を設置するもの、入浴施設料を1回300円とするもの、平成27年4月1日から施行するとの説明を受けました。 委員より、浴場の清掃はどのようになっているかただしたのに対し、委託しているシルバーの方が一部を担っている、またマイクロバスの運転手が携わっているとの答弁がありました。 委員より、公衆浴場との違いをただしたのに対し、公衆浴場の設置場所の配置及び衛生措置等の基準に関する条例の中で、一般公衆浴場とその他の公衆浴場があり、老人福祉センターなどはその他の公衆浴場に含まれる、一般公衆浴場は価格の統制があり400円、その他公衆浴場は条例等で価格が設定できるとの答弁がありました。 また委員より、公衆浴場法は適用されるのか、衛生管理は誰がどのように行っているのかただしたのに対し、県の条例に基づきそれぞれの検査基準にのっとり運営している、指定管理者が浴槽の責任管理者であるとの答弁がありました。 委員より、既存施設の利用者に対しての説明の機会は設けたのかただしたのに対し、周知が不足していたと思うとの答弁がありました。 また委員より、洗馬には利用委員会があるが、広丘はどのような組織をつくって話し合いをしたのかただしたのに対し、洗馬の利用委員会の委員構成を参考に、圏域の区長会に推薦してもらい、利用委員会を設置して話し合ってもらったとの答弁がありました。施設はまだなく指定管理にも出していないが、利用委員会を設置したのかとただしたのに対し、そのとおりであるとの答弁がありました。 また委員より、委員会によく検討をしてほしいと、ふれあいセンター洗馬の利用者の方から141名の署名が届いており、委員会の中で審査を深めさせていただきたいとの意見が出されました。 委員より、条例には休館日も定めてあるが、両施設の休みを同じ日にしてしまうのかとただしたのに対し、条例の中ではそのようになっているが、あくまで条例なので提案があればそれ以外のところで検討していきたいとの答弁がありました。 また委員より、条例の改正案を検討するときに、ほかの項目は検討しなかったのかとただしたのに対し、利用委員会で意見は出なかったとの答弁がありました。 委員より、利用料の減免が定められているが、どのような場合を想定しているのか、実際にあったのかただしたのに対し、減免したことはない、災害等を想定したと考えるとの答弁がありました。 委員より、小学生以下は無料だが、後期高齢者だとかの区分の方法があると思うが、今後高齢者について検討はしないのかただしたのに対し、検討はしたが、余り細かい区分をつけると受け付けが煩雑になる、またふれあいセンター洗馬の利用料を200円にする際、利用者の年齢を調べたら65歳以上が65%であり、どこにメリットがあるかということになり2区分としたとの答弁がありました。 また委員より、ふれあいセンター広丘はペレットボイラーを導入する、バイオマスツアーのコースに組み込まれるわけで、補助金を出すなどし、全てを受益者負担として利用者に負担させることのないように考えるべきとの要望が出されました。 委員より、脱衣所に扇風機や体重計、浴室に石けんやシャンプーの設置を定めたものはあるのかとただしたのに対し、ないとの答弁がありました。 また委員より、石けんなどを置いてはどうかとの意見もあるが、どのように考えるかただしたのに対し、現在ふれあいセンター洗馬は110万円の赤字である、100円値上げしても利用者が減ることが予測されており、それで収支が合うくらいと考えている、しかし指定管理者との話し合いの中で相談していきたいとの答弁がありました。 また委員より、試算では1人当たりにかかる経費は約370円とあるが、利用料を300円しか徴収しないのに収支が合うという説明はどういうことかただしたのに対し、社協に指定管理料の中で頑張っていただくとの答弁がありました。 委員より、回数券に有効期限があるかただしたのに対し、ないとの答弁がありました。 また委員より、利用者数と登録者数を見ると平均して1人年に20回ぐらい利用していると見られるが、回数券をまとめ買いしておけば、いつまでも旧料金で利用できるのかただしたのに対し、ふれあいセンター広丘の回数券の販売は4月1日からであり、ふれあいセンター洗馬で購入した券は洗馬でしか利用できないことを承知していただければよいと考えるとの答弁がありました。 委員より、新聞でいきなり発表されたことによる不信感というものがあるのだが、ふれあいセンターは公衆浴場ではない、福祉拠点施設であることをまず市民の皆さんに知っていただくということが大前提であることを説明してほしい、また利用者にも担当課から責任を持って説明をすることが重要であるとの意見が出されました。 委員より、短期間に利用者約1,246名のうち141名の署名が集まったことを心に置いてしっかり検討していただきたいとの意見が出され、これを了承しました。 議案第13号 塩尻市保育の必要性の認定に関する基準を定める条例につきましては、子ども・子育て支援法が公布されたことに伴い、市が施設型給付費等の子どものための教育・保育給付の支給認定を行う際の要件として、保育の必要性の認定に関する基準を定める新たな条例を制定するものとの説明がありました。 委員より、新しい条例の制定に当たっては国から見本を示されてつくるのか、またその場合、本市が独自に変えている条項があるのかただしたのに対し、内閣府において基準は示されている、必ず従わなければならないものと地方の実情に合わせられるものがあり、一月の労働時間において40から64時間以上と幅があるが、塩尻市は64時間以上としているとの答弁がありました。 委員より、新制度に移行する幼稚園はあるのかただしたのに対し、現段階で1園が移行する考えがあると聞いているとの答弁があり、これを了承しました。 議案第14号 塩尻市特定教育・保育施設及び特定地域型保育事業の運営に関する基準を定める条例につきましては、子ども・子育て支援法が交付されることに伴い、特定教育・保育施設が特定教育・保育を特定地域型保育事業者が特定地域型保育事業を行うに当たっての運営に関する基準を定めるものとの説明がありました。 委員より、新制度に移行した場合、利用者の負担は軽減されるか、今までと変わらないのかとただしたのに対し、基準が現在の所得税から住民税の所得割に変わるため若干区分が変わる場合もあるが、大きく変わらないようにしたいとの答弁がありました。 委員より、特定地域型保育事業は市内に待機児童がおらず、定員に余裕があっても事業者から申請があれば認可しなければならないのかただしたのに対し、必要がなければ認可しないこともできるとの答弁があり、これを了承しました。 議案第15号 塩尻市家庭的保育事業等の設備及び運営に関する基準を定める条例につきましては、子ども・子育て支援法及び就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律が公布されたことに伴い、家庭的保育事業者等が家庭的保育事業、小規模保育事業、居宅訪問型保育事業、事業所内保育事業を行うに当たっての設備及び運営に関する基準を定める新たな条例を制定するものとの説明がありました。 委員より、食事の提供は外部で調理したものでもよいかただしたのに対し、当該施設で調理し提供することが基本だが、要件を満たせば外部で調理した食事を提供することができるとの答弁がありました。 また委員より、市では食育に力を入れており、自校・自園給食等を行っている、家庭的保育でも同様にできないかただしたのに対し、現在の未満児保育の質より悪化しないように基準を定めるとの答弁があり、これを了承しました。 議案第16号 塩尻市放課後児童健全育成事業の整備及び運営に関する基準を定める条例につきましては、子ども・子育て支援法及び就学前の子どもに関する教育、保育等の総合的な提供の推進に関する法律の一部を改正する法律の施行に伴う関係法律の整備等に関する法律が公布されたことに伴い、放課後児童健全育成事業者が放課後児童健全育成事業を行うに当たっての設備及び運営に関する基準を定める新たな条例を制定するものとの説明を受けました。 委員より、現在の放課後児童クラブの運営基準と実情に合った基準になっているかただしたのに対し、そのとおりであるとの答弁があり、これを了承いたしました。 以上申し上げまして、福祉教育委員会の審査報告といたします。 ○議長(五味東条君) 一括して質疑を行います。ありませんか。----ないので、質疑を終わります。一括して討論を行います。ありませんか。----ないので、討論を終わります。議案第11号、第12号、第13号、第14号、第15号及び第16号の6件について、一括して採決を行います。 お諮りいたします。委員長の報告はいずれも原案可決であります。委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(五味東条君) 御異議なしと認めます。よって、以上6件は原案のとおり可決されました。 次に、議案第17号を議題といたします。経済建設委員長の報告を求めます。 5番 青木博文さん。 ◆経済建設委員長(青木博文君) 〔登壇〕 経済建設委員会に付託されました議案第17号について御報告いたします。 議案第17号については、全員一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 審査の主な経過を申し上げます。 議案第17号 塩尻市営住宅管理条例の一部を改正する条例については、中国残留邦人等の円滑な帰国の促進及び永住帰国後の自立支援に関する法律の一部を改正する法律が、平成26年10月1日から施行されることに伴い必要な改正をするものとの提案理由の説明があり、これを了承しました。 以上申し上げまして、経済建設委員会の審査報告といたします。 ○議長(五味東条君) 質疑を行います。ありませんか。----ないので、質疑を終わります。討論を行います。ありませんか。----ないので、討論を終わります。議案第17号を採決いたします。 お諮りいたします。委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(五味東条君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第18号を議題といたします。福祉教育委員長の報告を求めます。 2番 宮田伸子さん。 ◆福祉教育委員長(宮田伸子君) 〔登壇〕 御指名をいただきましたので、福祉教育委員会に付託されました議案第18号につきまして、審査の結果及び経過について御報告いたします。 議案第18号 人権擁護委員の候補者の推薦については、慎重審査の結果、全員一致をもちまして原案のとおり同意すべきものと決しました。 審査の主な経過を申し上げます。 人権擁護委員の候補者の推薦について、委員10人のうち、小島マキ子氏、加藤忠重氏及び松川義英氏の3氏が平成26年12月31日に任期満了になることに伴い、丸山典子氏、山田仁志氏、大井広志氏を適任者と認め推薦したい、任期は平成27年1月1日から29年12月31日までの3年間である、また推薦に当たっては各地区の区長会からの推薦を受け、それを認めたものであるとの説明を受けました。 委員より、男女の構成比をただしたのに対し、男女5名ずつであり、改選前と変わらないとの答弁があり、これを了承しました。 以上申し上げまして、福祉教育委員会の審査報告といたします。 ○議長(五味東条君) 質疑を行います。ありませんか。----ないので、質疑を終わります。討論を行います。ありませんか。----ないので、討論を終わります。採決いたします。 お諮りいたします。委員長の報告は原案同意であります。委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(五味東条君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり同意することに決定しました。 次に、議案第19号及び第20号の2件を一括議題といたします。総務環境委員長の報告を求めます。 10番 古畑秀夫さん。 ◆総務環境委員長(古畑秀夫君) 〔登壇〕 総務環境委員会に付託をされました議案第19号及び議案第20号について御報告いたします。 議案第19号及び議案第20号は、全員一致をもって、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。 審査の主な経過を申し上げます。 議案第19号については、市営住宅渋沢団地跡地整備事業の実施に伴い、当事業区域内の字(小字)の区域を廃止することについて議会の議決を求めるものとの説明を受け、委員より、字の廃止後は該当地はどのように処理されるのかとの質問に、小字の廃止により合筆が可能となり、その後、分筆等所定の手続を法務局に申請して行うことになるとの答弁があり、これを了承いたしました。 次に、議案第20号 塩尻情報プラザ指定管理者の指定については、塩尻情報プラザ指定管理者を指定することについて議会の議決を求めるものであるとの説明を受け、これを了承いたしました。 以上を申し上げ、総務環境委員会の審査報告といたします。 ○議長(五味東条君) 一括して質疑を行います。ありませんか。----ないので、質疑を終わります。一括して討論を行います。ありませんか。----ないので、討論を終わります。議案第19号及び第20号の2件を一括して採決いたします。 お諮りいたします。委員長の報告はいずれも原案可決であります。委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(五味東条君) 御異議なしと認めます。よって、以上2件は原案のとおり可決されました。 次に、議案第21号及び第22号の2件を一括議題といたします。経済建設委員長の報告を求めます。 5番 青木博文さん。 ◆経済建設委員長(青木博文君) 〔登壇〕 経済建設委員会に付託されました議案第21号及び第22号について御報告いたします。 議案第21号及び第22号については、全員一致をもって、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。 審査の主な経過を申し上げます。 議案第21号 塩尻インキュベーションプラザ指定管理者の指定については、塩尻インキュベーションプラザ指定管理者を指定することについて、地方自治法第24条の2第6項の規定により議会の議決を求めるものであり、概要は次のものを指定するもので、1施設の名称、塩尻インキュベーションプラザ、2所在地、塩尻市大門8-1-2、3指定の相手方、一般財団法人塩尻市振興公社、4指定の期間、平成27年4月1日から平成32年3月31日までとの提案理由の説明があり、これを了承しました。 議案第22号 財産処分については、土地の処分をすることについて、議会の議決に付すべき契約及び財産の取得又処分に関する条例第3条の規定により議会の議決を求めるものであり、概要は、1処分の財産、市営住宅渋沢団地跡地の土地、2所在地、塩尻市大字片丘7300番の8ほか12筆、3面積、1万1,545.44平方メーター、4処分価格、6,777万円、5相手方、サンエネック株式会社との提案説明があり、委員より、集会所の土地も含まれるかとの質問に、今回の処分地に含まれるとの答弁があり、委員より、市内の畳組合は仕事がない現状である、大きいものは市外の業者が担い、市内の業者は受注していない、市内業者の育成のためにもこれら下請業者に市内業者を使う条件をつけられないかとの質問に、選定に当たり市内業者を使うよう要請している、相手方にも前向きな回答をいただいているとの答弁があり、これを了承いたしました。 以上申し上げまして、経済建設委員会の審査報告といたします。 ○議長(五味東条君) 一括して質疑を行います。ありませんか。----ないので、質疑を終わります。一括して討論を行います。ありませんか。----ないので、討論を終わります。議案第21号及び第22号の2件を一括して採決いたします。 お諮りいたします。委員長の報告はいずれも原案可決であります。委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(五味東条君) 御異議なしと認めます。よって、以上2件は原案のとおり可決されました。 次に、議案第23号を議題といたします。総務環境委員長の報告を求めます。 10番 古畑秀夫さん。 ◆総務環境委員長(古畑秀夫君) 〔登壇〕 総務環境委員会に付託されました議案第23号について御報告いたします。 議案第23号 平成26年度塩尻市一般会計補正予算(第2号)中、当委員会に付託された部分については、全員一致をもって、原案のとおり可決すべきものと決しました。 今回の補正は、歳入歳出予算の総額にそれぞれ7億7,037万3,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ291億4,762万3,000円とするもので、歳入の主なものは前年度繰越金5億9,428万円余で、歳出の主なものは基金積立金合計5億3,590万円余であるとの説明がありました。 委員より、消費生活について相談件数や出前講座の状況はどうかとの質問に、相談件数は対前年度同期で1.7倍、出前講座は1.5倍の状況となっているとの答弁があり、委員より、庁舎大規模改修事業で今回の補強するブレースの耐火被覆のほかに既存の柱や壁の耐火被覆は問題がないのかとの質問に、既設の柱や壁は問題がない、増設する補強ブレースについて耐火被覆の必要性があるとの答弁があり、これを了承いたしました。 以上を申し上げ、総務環境委員会の審査報告といたします。 ○議長(五味東条君) 質疑を行います。ありませんか。----ないので、次に、福祉教育委員長の報告を求めます。 2番 宮田伸子さん。 ◆福祉教育委員長(宮田伸子君) 〔登壇〕 福祉教育委員会に付託されました議案第23号につきまして、審査の結果及び経過について御報告いたします。 議案第23号 平成26年度塩尻市一般会計補正予算(第2号)中、当委員会に付託されました部分につきましては、慎重審査の結果、全員一致をもちまして原案のとおり可決すべきものと決しました。 審査の主な経過を申し上げます。 保育所運営費については、北小野保育園の冷凍冷蔵庫が故障したことにより新規購入をする、大雪時の初動体制を整えるために小中学校と隣接する保育園を除く12の保育園に小型の除雪機を購入する、児童館・児童クラブ運営費については除雪機を購入するものであり、小中学校や保育園に隣接しない大門児童館のみ購入する、小学校管理諸経費について、除雪機がない学校と老朽化している学校の合わせて7台を購入する、教育振興諸経費については、片丘小学校の図書の購入費として使っていただきたいと寄附があり、図書等を購入する、中学校管理諸経費については、3校に除雪機を購入するものとの説明を受けました。 委員より、除雪機を保育園に配置して誰が操作をするのかただしたのに対し、保育士が操作できるよう小型除雪機を選定したとの答弁がありました。 委員より、生活保護費の補正は就労給付金をつくるためのものか、収入認定を受けた場合、支給額から減額されていたが、それを積み立てて支給するのかとただしたのに対し、収入認定した金額に改正法に定められた率を乗じて算定した額を生活保護から脱却するときに一括で支払うものとの答弁があり、これを了承いたしました。 以上申し上げまして、福祉教育委員会の審査報告といたします。 ○議長(五味東条君) 質疑を行います。ありませんか。----ないので、次に、経済建設委員長の報告を求めます。 5番 青木博文さん。 ◆経済建設委員長(青木博文君) 〔登壇〕 経済建設委員会に付託されました議案第23号について御報告いたします。 議案第23号の当委員会に付託されました部分については、慎重審査の結果、全員一致をもって原案のとおり可決すべきものと決しました。 審査の主な経過を申し上げます。 議案第23号 平成26年度塩尻市一般会計補正予算(第2号)中、歳出6款農林水産業費については、6月の降ひょうにより被害を受けた農業者を支援するため、農作物等災害緊急対策事業補助金327万5,000円、地域共同で行う農道水路等の保全環境整備費として農地・水環境保全向上対策事業補助金1,588万1,000円、信州Fパワープロジェクトに関連し、森林路網計画策定業務委託料499万円、森林資源活用調査業務委託料306万8,000円等の補正であるとの説明があり、委員より、森林資源活用調査業務委託料は信州Fパワープロジェクトにつながる計画かとの質問に、北小野地区から信州Fパワープロジェクトに向けた森林整備や木材生産に取り組みたい旨の要望書の提出を受けており補正したとの答弁があり、委員より、調査を実施し、材を搬入するまでの時期はどれくらいかとの質問に、資源調査、地元協議会等での集約化後、森林経営計画を策定し、森林整備を実施するには2年ほどかかる見込みと考えているとの答弁がありました。 歳出7款商工費については、委員より、篠ノ井線松本地域活性化協議会(仮称)の構成団体また設立目的はとの質問に、塩尻、松本、安曇野3市及び麻績、山形、朝日、生坂、筑北の5村で構成し、松本地域の幹線鉄道である篠ノ井線の利用を促進し、観光振興及び交流人口の拡大等による松本地域の活性化を推進するとの答弁がありました。 歳出8款土木費については、北小野地区のミネラルウオーター製造工場建設に関連し、進入路の市道拡幅改良工事として5,300万円、市道堅石高出道路改良の進捗に伴い、用地取得費、ふれあいセンター広丘への進入道路整備費として4,367万9,000円の補正であるとの説明がありました。 歳出11款災害復旧費については、7月31日の豪雨に伴う農業施設として275万7,000円、林道等として143万7,000円を補正するものとの説明があり、これを了承しました。 以上申し上げまして、経済建設委員会の審査報告といたします。 ○議長(五味東条君) 質疑を行います。ありませんか。----ないので、質疑を終わります。討論を行います。ありませんか。----ないので、討論を終わります。議案第23号を採決いたします。 お諮りいたします。各委員長の報告は、いずれも原案可決であります。各委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(五味東条君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第24号及び第26号の2件を一括議題といたします。総務環境委員長の報告を求めます。 10番 古畑秀夫さん。 ◆総務環境委員長(古畑秀夫君) 〔登壇〕 総務環境委員会に付託されました議案第24号及び議案第26号について御報告いたします。 議案第24号及び議案第26号は、全員一致をもちまして、いずれも原案のとおり可決すべきものと決しました。 審査の主な経過を申し上げます。 議案第24号 平成26年度塩尻市国民健康保険事業特別会計補正予算(第1号)については、予算総額に歳入歳出それぞれ1億9,204万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ76億1,684万8,000円とするもので、歳入は前年度繰越金1億8,845万円余、歳出は前年度国庫支出金等償還金として5,002万円余と基金積立金1億4,202万円余を支出するものとの説明を受け、これを了承しました。 次に、議案第26号 平成26年度塩尻市後期高齢者医療事業特別会計補正予算(第1号)は、予算総額に歳入歳出それぞれ95万8,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ6億7,800万3,000円とするとの説明を受け、これを了承いたしました。 以上申し上げまして、総務環境委員会の審査報告といたします。 ○議長(五味東条君) 一括して質疑を行います。ありませんか。----ないので、質疑を終わります。一括して討論を行います。ありませんか。----ないので、討論を終わります。議案第24号及び第26号の2件を一括して採決いたします。 お諮りいたします。委員長の報告はいずれも原案可決であります。委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(五味東条君) 御異議なしと認めます。よって、以上2件は原案のとおり可決されました。 次に、議案第25号を議題といたします。福祉教育委員長の報告を求めます。 2番 宮田伸子さん。 ◆福祉教育委員長(宮田伸子君) 〔登壇〕 福祉教育委員会に付託されました議案第25号につきまして、審査の結果及び経過について御報告いたします。 議案第25号 平成26年度塩尻市介護保険事業特別会計補正予算(1号)につきましては、慎重審査の結果、全員一致をもちまして原案のとおり可決すべきものと決しました。 審査の主な経過を申し上げます。 歳入歳出予算にそれぞれ1億3,699万1,000円を追加し、歳入歳出予算の総額をそれぞれ53億1,499万1,000円とするものである、主な内容として25年度決算に伴い国等に超過交付金を返還する、また基金の積み立てを元金と利子を合わせて9,670万5,000円することにより、基金の総額は2億7,700万円余になるとの説明を受け、これを了承しました。 以上申し上げまして、福祉教育委員会の審査報告といたします。 ○議長(五味東条君) 質疑を行います。ありませんか。----ないので、質疑を終わります。討論を行います。ありませんか。----ないので、討論を終わります。議案第25号を採決いたします。 お諮りいたします。委員長の報告は原案可決であります。委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(五味東条君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議案第27号、第28号及び第29号を一括議題といたします。経済建設委員長の報告を求めます。 5番 青木博文さん。 ◆経済建設委員長(青木博文君) 〔登壇〕 経済建設委員会に付託されました議案第27号、第28号及び第29号について御報告いたします。 議案第27号、第28号及び第29号については、全員一致をもって、いずれも原案のとおり可決するべきものと決しました。 審査の主な経過を申し上げます。 議案第27号 平成26年度塩尻市水道事業会計補正予算(第1号)については、収益的収入及び支出のうちで収入で208万9,000円を増額し、収入総額を16億5,875万6,000円に、支出で1,078万2,000円を増額し、支出総額を16億5,160万3,000円とするもので、主な内容は落雷に伴い破損した水道施設にかかわる災害共済金の確定による雑収入の増額、メーター取りかえ及び給配水管修繕件数の増加に伴う委託料及び修繕費の増額が主なものとの説明があり、また資本的収入及び支出のうち収入で3,600万円を減額し、収入総額を1億9,823万3,000円に、支出で3,772万2,000円を減額し、支出総額を8億6,115万とするもので、内容はミネラルウオーター製造工場にかかわる分水量の低減に伴い、深井戸掘削揚水ポンプ設置工事を先送りしたことによる減額とこれに伴う企業債の減額が主なものとの説明があり、委員より、購入する設計積算システムは労務単価等変更があった場合には、その都度購入するのかとの質問に、基本的歩掛けは変更があった場合には保守契約の中で対応するとの答弁があり、これを了承しました。 議案第28号 平成26年度塩尻市下水道事業会計補正予算(1号)については、収益的収入及び支出のうち支出で93万5,000円を減額し、支出総額を26億7,688万6,000円とするもので、内容は資本的収入及び支出の補正に伴い納税する消費税の減額との説明があり、また資本的収入及び支出のうち収入で2,735万円を減額し、収入総額を8億4,445万2,000円に、支出で1,502万2,000円を減額し、支出総額を17億8,677万6,000円とするもので、内容は交付決定により国庫補助金が減額されたことと、これに伴う事業を見直したことによる委託料等の減額が主なものとの説明があり、委員より、補助事業の社会資本整備総合交付金事業は事業主が減ったのかとの質問に、国から県への交付金が減っており、県において各市町村への配分を調整する中で、同市への交付金が当初の要望より削減されたことによる事業費の減額であるとの答弁があり、これを了承しました。 議案第29号 平成26年度塩尻市農業集落排水事業会計補正予算(第1号)については、収益的収入及び支出のうち支出で27万7,000円を増額し、支出総額を4億2,241万6,000円とするもので、内容は管路施設修繕件数の増加に伴う修繕費の増額が主なものとの説明があり、また資本的収入及び支出のうち収入で154万6,000円を増額し、収入総額を6,914万3,000円に、支出で262万円を増額し、支出総額を2億665万1,000円とするもので、内容は汚水支線及び汚水ます設置件数の増加による工事請負費の増額とこれに伴う受益者分担金を増額するものとの説明があり、これを了承いたしました。 以上申し上げまして、経済建設委員会の審査報告といたします。 ○議長(五味東条君) 一括して質疑を行います。ありませんか。----ないので、質疑を終わります。一括して討論を行います。ありませんか。----ないので、討論を終わります。議案第27号、第28号及び第29号を一括して採決いたします。 お諮りいたします。委員長の報告はいずれも原案可決であります。委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(五味東条君) 御異議なしと認めます。よって、以上3件は原案のとおり可決されました。 この際、午後1時まで休憩いたします。                            午前11時56分 休憩                            -----------                             午後1時00分 再開 ○議長(五味東条君) 休憩を解いて再開いたします。 次に、請願第1号及び第2号を一括議題といたします。総務環境委員長の報告を求めます。 10番 古畑秀夫さん。 ◆総務環境委員長(古畑秀夫君) 〔登壇〕 御指名をいただきましたので、総務環境委員会に付託されました請願9月第1号 「手話言語法」制定を求める意見書に関する請願について、審査の結果及び経過について御報告いたします。 請願9月第1号は、全員一致をもって採択することに決しました。 審査の主な経過を申し上げます。 説明者から説明を受け、委員から法律の中身はどういうものを規定するのかとの質問に、全国組織の連盟の中で内容について話し合われていくと思うが、まずは市町村からの声がなければ法律の制定につながらないと思うとの説明がありました。 委員より、通訳者の育成も必要になってくると思うが、現在は足りているのかとの質問に、全国的に見ても通訳士や通訳者は少ない、法の制定で周りの意識も変わって通訳者がふえることを期待したいとの説明があり、委員より、法が制定されたらどのようにかかわろうと考えているのかとの質問に、聾者に対して福祉政策は進んでいない、災害時などに通訳者がいてくれれば情報が早く得られ、助かる部分がふえるとの説明があり、採択の上、意見書を提出することとしました。 続いて、請願9月第2号 集団的自衛権容認の閣議決定を撤回し、閣議決定にもとづく法整備等を行わないよう関係機関に意見書を提出することを求める請願について、審査の結果及び経過について御報告いたします。 請願9月第2号は、賛成少数であり、不採択とすることに決しました。 審査の主な経過を申し上げます。 説明者から説明を受け、委員より、採択して意見書を出すべきだ、市民からも塩尻市議会はなぜ出さないのかという意見をいただいているという意見、また委員から、閣議決定の内容をきちんと把握すべき、武力行使に至るまで二重三重に厳格な歯どめがかかる閣議決定であると理解しているとの意見があり、説明者から、歴代政権の見解では集団的自衛権は憲法9条に反するとしており、どんな歯どめがあっても、どのような事態に巻き込まれるかわからないとの説明があり、委員から、政府は集団的自衛権で抑止力が高まって、より安全になると説明しているがどうかとの質問に、武力を持って威嚇するのは相手に攻める口実を与え、武器を持っている場合、戦闘員と認知され、国がそのように考えていると想定され、危険な状態になると考えるとの説明がありました。 自由討議及び討論では、賛成の委員から、戦争へ行かない、武力行使はしないという歯どめがあったので自衛隊員は1人も死んでいないし、1人も殺していない、首相は今までとは変わらないと言明していない、また反対の委員からは、武力行使の目的は他国を守るためではなく、自国防衛のために行うと厳格に示されている、アメリカの傘の中にいたが、グローバル化の中で日本が存続できるか、また戦後平和だったのは9条だけでなく日米同盟によって抑止力があったからで、同じような考えの国が力を合わせていかないと難しいのではないかなどの意見が出されました。 以上申し上げまして、総務環境委員会の審査報告といたします。 ○議長(五味東条君) 一括して質疑を行います。ありませんか。----ないので、質疑を終わります。一括して討論を行います。ありませんか。 16番 鈴木明子さん。 ◆16番(鈴木明子君) 御指名をいただきましたので、請願9月第2号について不採択とする委員長報告に対する反対討論を行います。 本請願は去る7月1日、安倍政権が国民多数の声に耳を傾けることなく、集団的自衛権行使容認を柱とした解釈改憲の閣議決定を強行したことについて、本来なら国会を解散して国民に信を問うべき重大な政策転換を一内閣の閣議決定で覆そうというのは、長年にわたる国会や国民的議論により確立してきた憲法解釈の否定であり、立憲主義、民主主義の国として許されないものとして、この閣議決定を撤回し、これに基づく法の整備等を進めないことを求め、当塩尻市議会からの意見書の提出を求めているものです。 今回の閣議決定が示したものは、直接の武力攻撃を受けた場合以外にも密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生したときにも、我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険がある場合などの条件下では、必要最小限度の実力行使を行うことが憲法上許されるとの考え方です。紛れもない集団的自衛権そのものであり、直接攻撃を受けた場合の自衛権と同列的に見せかけて、集団的自衛権容認、海外での武力行使へ道を開くものであることは明らかです。国民と憲法の指し示す平和主義をごまかしながら、なし崩しに閣議決定、関係法整備に進めさせることは、戦後日本が憲法9条のもと日本を再び海外で戦争できる国にしてはならない、二度と戦争に突き進むようなことがないようにと歩んできた歴史を踏みにじることになるのではないでしょうか。国会審議や国民世論など、これまで積み重ねてきた議論をないがしろにさせてはならないと思うものです。 閣議決定後も反対の声は広がっています。塩尻市議会として真の平和を願う立場から、本請願を採択し、今回の閣議決定の撤回を求めるべきではないでしょうか。よって、不採択とする委員長報告に反対するものです。 ○議長(五味東条君) ほかにありませんか。 17番 中村 努さん。 ◆17番(中村努君) 請願9月第2号の委員長報告に賛成の立場で討論をさせていただきます。 日本国憲法は、第13条において日本国民の生命、自由及び幸福追求に対する国民の権利を守る義務を課しており、一方で、9条において戦争放棄をうたっております。その法的整合性を整理したものが1972年の政府見解であり、自国防衛のための武力行使の範囲を定めたものであります。その結論として、集団的自衛権の行使は憲法上許されないとしたものであります。 しかし、正確には他国に加えられた武力攻撃を阻止することをその内容とする、いわゆる集団的自衛権の行使は憲法上許されないとしたものであり、全体を通じ言わんとしているところは、13条を守るため武力行使が認められるのは専守防衛に限定されるということであって、他国の防衛それ自体を目的とした、いわゆる集団的自衛権は専守防衛の枠からはみ出すことになるので認められないということであります。したがって、単純に集団的自衛権だから認めないということではなく、専守防衛の枠内か否かを判断基準とされてきたものであります。 そこで、今回の閣議決定では1972年当時と日本を取り巻く安全保障環境の変化を鑑み、13条を担保し、かつ9条を超えない、専守防衛の枠を決めたものでありますから、請願にある集団的自衛権の行使容認はイコール憲法違反という短絡的な感情論は閣議決定の事実誤認としか言いようがありません。したがって、日本政府がとってきた専守防衛という憲法解釈を変えるものではなく、解釈改憲ではないと答弁した内閣法制局の見解を支持するものであります。 閣議決定における新3要件とは、1、我が国に対する武力攻撃が発生したこと、又は我が国と密接な関係にある他国に対する武力攻撃が発生し、これにより我が国の存立が脅かされ、国民の生命、自由及び幸福追求の権利が根底から覆される明白な危険があること、2、これを排除し、我が国の存立を全うし、国民を守るために他に適当な手段がないこと、3、必要最小限度の実力行使にとどまるべきことであります。 本請願では、政府が勝手に判断するかのような表現がされておりますが、「明白な危険があること」という一言は話し言葉と違い、大変重要な法律用語であり、幾つもの法律に明記されている言葉であります。内閣法制局長官が7月14日、衆議院予算委員会で答弁しているとおり、政府の誰かが主観的に判断できる事象ではなく、法的概念性、わかりやすく言うと法律用語の定義のようなものであり、誰もが客観的に評価できる物差しであります。政府は、その法律の物差しに照らして判断しなくてはならず、その物差しに想定し得る事象とは、誰もが明らかに13条が侵されている事実が発生している極限的な状況が客観的に判断される場合に限定されるものであって、内閣がかわることにより主観をもって判断が変わるとの批判が全く当たらないものと考えます。 さらに、本請願には多国籍軍への後方支援についても言及されております。これは集団的自衛権の問題ではなく、集団的安全保障の問題であります。請願では、戦闘地域での後方支援活動もできるようになりますと書かれておりますが、閣議決定のどこに書かれているのでしょうか。閣議決定では、他国が現に戦闘行為を行っている現場でない場所で実施する補給、輸送などの我が国の支援活動については、当該他国の武力の行使と一体化するものではないという認識を基本とした以下の考え方に立って、我が国の安全の確保や国際社会の平和と安定のために活動する他国軍隊に対して、必要な支援活動を実施できるようにするための法整備を進めることとする。(ア)我が国の支援対象となる他国軍隊が現に戦闘行為を行っている現場では、支援活動は実施しない。(イ)仮に、状況変化により我が国が支援活動を実施している場所が現に戦闘行為を行っている現場となる場合には、直ちにそこで実施している支援活動を休止または中断するとなっており、請願の表記は明らかな事実誤認であります。 以上申し上げたとおり、本請願は閣議決定文の内容を無視した暴論と言わざるを得ず、到底賛同できるものではありません。よって、委員長の不採択という報告に賛成いたします。 ○議長(五味東条君) ほかにありませんか。----ないので、討論を終わります。請願第2号については委員長の報告に反対意見がありますので、採決は区分して行います。 それでは請願第1号を採決いたします。 お諮りいたします。委員長の報告は採択とするものであります。委員長の報告のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(五味東条君) 御異議なしと認めます。よって、請願第1号は委員長の報告のとおり採択と決定しました。 次に、請願第2号を採決いたします。反対意見がありますので、採決は起立により行います。なお、起立されない場合は委員長報告に反対とみなし、採決を行います。 お諮りいたします。請願第2号について委員長の報告は不採択とするものであります。委員長の報告のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。     〔多数起立〕 ○議長(五味東条君) 起立多数であります。よって、請願第2号は委員長の報告のとおり不採択と決定いたしました。     ------------------------------ △日程第2 閉会中継続審査及び調査の申し出 ○議長(五味東条君) 日程第2 総務環境委員長福祉教育委員長及び経済建設委員長から、現在各委員会において審査及び調査中の事件について、会議規則第77条の規定により、お手元に配付してあります申出書のとおり、閉会中の継続審査及び調査の申し出があります。 お諮りいたします。各常任委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査及び調査することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(五味東条君) 御異議なしと認めます。よって、各常任委員長からの申し出のとおり、閉会中の継続審査及び調査することに決定いたしました。     ------------------------------ △日程第3 議員提出議案審議 ○議長(五味東条君) 日程第3 これより議員提出議案の審議を行います。提出議案はお配りしてあるとおりであります。 お諮りいたします。議会第1号、第2号、第3号及び第4号の4件は、委員会付託を省略し即決したいが、これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(五味東条君) 御異議なしと認めます。よって、議会第1号、第2号、第3号及び第4号の4件は委員会付託を省略し即決することに決定いたしました。 議会第1号を議題といたします。提案理由の説明を求めます。 12番 永井泰仁さん。 ◆12番(永井泰仁君) 〔登壇〕 御指名がございましたので、議会第1号 塩尻市議会基本条例の一部を改正する条例につきまして、提案理由の説明を申し上げます。 議会第1号につきましては、地方自治法の一部を改正する法律が平成23年5月2日に公布されたことに伴い、市議会に関係する部分を改正するものであります。 改正の主な概要につきましては、これまで地方自治法第2条第4項において市町村は総合計画の基本部分である基本構想について議会の議決を経てからと定められておりましたが、地方自治法の一部が改正されたことに伴い、基本構想の法的な策定義務がなくなりました。 改正の内容につきましては、関係資料に記載されているとおり、第14条中「基本構想及び基本計画」を「総合計画における長期戦略」に改めるものであります。 なお、この条例の施行は平成26年9月12日からとするものであります。 以上、よろしく御審議をいただき、決定いただきますようお願いを申し上げます。 ○議長(五味東条君) 補足説明はありませんか。----ないので、質疑を行います。ありませんか。----ないので、質疑を終わります。討論を行います。----ないので、討論を終わります。議会第1号を採決いたします。 お諮りいたします。議会第1号を原案のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(五味東条君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議会第2号を議題といたします。提案理由の説明を求めます。 10番 古畑秀夫さん。 ◆10番(古畑秀夫君) 〔登壇〕 御指名をいただきましたので、議会第2号 「手話言語法」制定を求める意見書につきまして、提案理由を申し上げます。 議会第2号につきましては、委員長報告でも申し上げましたとおり、請願9月第1号で「手話言語法」制定を求める請願が採択されたことにより、総務環境委員会として意見書の提出を提案するものであります。 手話は音声が聞こえない、音声で話せない聾者にとってコミュニケーションをとり、教育を受け、働き、人間関係を育み、人として成長していくために不可欠な言語です。しかしながら、聾学校では手話は禁止され、社会では手話を使うことで差別されてきた長い歴史がありました。2006年12月に障害者権利条約が国連総会で採択され、手話は言語であることが明記され、国際的に認知されました。手話が音声言語と対等な言語であることを広く国民に広め、聞こえない子供が手話を身につけ、自由に手話を使え、さらには手話を言語として普及、研究することのできる環境整備に向けた法整備を国として実現することが必要であり、政府に対して意見書の提出を提案するものであります。 以上を申し上げ、提案理由といたします。全議員の皆さんの御賛同を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(五味東条君) 補足説明はありませんか。----ないので、質疑を行います。ありませんか。----ないので、質疑を終わります。討論を行います。ありませんか。----ないので、討論を終わります。議会第2号を採決いたします。 お諮りいたします。議会第2号は原案のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(五味東条君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 議会第3号を議題といたします。提案理由の説明を求めます。 2番 宮田伸子さん。 ◆2番(宮田伸子君) 〔登壇〕 御指名をいただきましたので、議会第3号 私立高校への公費助成に関する意見書について、提案理由を申し上げます。 議会第3号につきましては、陳情9月第1号 私立高校に対する公費助成をお願いする陳情が採択されたことに伴い、国・県に対し意見書を提出しようとするものです。 生徒減少期の現在は、私立高校の経営は極めて厳しい状況にあり、2010年度より高校授業料無償化が実施されましたが、昨今の厳しい経営状況の中で、保護者の方々の負担は深刻な状況がいまだ続いております。さらに、特色あるカリキュラムを求めて子供たちが通う学校には、設備の整備拡充を初めとする教育環境の一層の改善が強く求められており、これらへの取り組みは保護者を含む学校の自助努力だけでは対応しきれないのが現状であります。 このような状況を鑑みるとき、公教育の一翼を担う私学振興に対し、支援の強化が求められております。よって、これらのことが早期実現できますよう強く願い、意見書を提出するものです。 以上を申し上げ、提案理由の説明といたします。議員皆様の御賛同を賜りますようお願い申し上げます。 ○議長(五味東条君) 補足説明はありませんか。----ないので、質疑を行います。ありませんか。----ないので、質疑を終わります。討論を行います。ありませんか。----ないので、討論を終わります。議会第3号を採決いたします。 お諮りいたします。議会第3号は原案のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(五味東条君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 次に、議会第4号を議題といたします。提案理由の説明を求めます。 5番 青木博文さん。 ◆5番(青木博文君) 〔登壇〕 御指名がございましたので、議会第4号 農業改革における慎重な議論と自己改革を基本とした支援を求める意見書について、提案理由を申し上げます。 議会第4号は陳情平成26年9月第2号 農業改革における慎重な議論と自己改革を基本とした支援を求めることについての陳情が採択されたことにより、政府及び関係行政庁に対して意見書の提出を提案するものであります。 農業者の高齢化や後継者問題、遊休農地や耕作放棄地の増加など、農業を取り巻く諸課題は山積をしており、今後、所得の向上、地域農業の持続的な発展に向けて、農業者を初めとした積極的な取り組み、改善が求められており、多くの農業関係者を初め、国民は改革が必要であることを認識しております。 しかし、農業改革を実行するに当たっては、経過、現状、地域の実態を踏まえ、十分議論を尽くし、改革を行っていくことが当然であり、民間組織である農業組織の改革に当たっては、組合員の意思決定に基づく自己改革を基本にしていくべきであります。政府が6月24日に決定した規制改革実施計画等では、農業協同組合、農業委員会等のあり方に関してセットで見直しを断行すると提示されています。 そこで、農業改革に当たっての組織、事業の改革においては組織自身における自己改革の加速化を促し、政府として農協の自己改革を後押しするような支援を行っていくことを強く要望するものであります。 よって、農業改革における慎重な議論と自己改革を基本にした支援を求める意見書の提出を提案するものであります。議員の皆さんの御賛同を賜りますよう、よろしくお願いをいたします。 ○議長(五味東条君) 補足説明はありませんか。----ないので、質疑を行います。ありませんか。----ないので、質疑を終わります。討論を行います。ありませんか。----ないので、討論を終わります。議会第4号を採決いたします。 お諮りいたします。議会第4号を原案のとおり決することに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(五味東条君) 御異議なしと認めます。よって、本案は原案のとおり可決されました。 議会第2号、第3号及び第4号の意見書が可決されましたが、その条項、字句、数字その他整理を要するもの、また意見書の提出先等については、議長に一任願いたいが、これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(五味東条君) 御異議なしと認めます。よって、意見書の処理については議長に一任と決定いたしました。     ------------------------------ △日程第4 選挙管理委員会の委員及び同補充員の選挙について ○議長(五味東条君) 日程第4 選挙管理委員会の委員及び同補充員の選挙を行います。 お諮りいたします。選挙の方法はいずれも地方自治法第118条第2項の規定により指名推選によって行いたいが、これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(五味東条君) 御異議なしと認めます。よって、選挙の方法は指名推選によることに決定しました。 お諮りいたします。指名の方法は議長において指名することとしたいが、これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(五味東条君) 御異議なしと認めます。よって、議長において指名することに決定いたしました。 選挙管理委員を指名いたします。事務局長から報告させます。 事務局長。 ◎事務局長(宮本京子君) 御指名により報告いたします。 塩尻市選挙管理委員、塩尻市大門七番町14番3号 木村惇さん、塩尻市大字奈良井1372番地5 古畑政義さん、塩尻市大字片丘10239番地 須澤隆子さん、塩尻市大字広丘野村1617番地16 贄川守正さん。 以上でございます。 ○議長(五味東条君) お諮りいたします。ただいま事務局長が申し上げた皆さんを選挙管理委員の当選人と定めることに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(五味東条君) 御異議なしと認めます。よって、ただいま指名いたしました皆さんが選挙管理委員に当選されました。 次に、選挙管理委員補充員の指名をいたします。 お諮りいたします。委員への補充の順序は指名順序としたいが、これに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(五味東条君) 御異議なしと認めます。よって、補充の順位は指名の順位と決定いたしました。 それでは選挙管理委員の補充員を指名いたします。事務局長から報告させます。 事務局長。 ◎事務局長(宮本京子君) 御指名により報告いたします。 塩尻市選挙管理委員補充員、塩尻市大字塩尻町101番地2 塚本勝司さん、塩尻市大字宗賀4974番地 飯島一廣さん、塩尻市大字北小野3100番地16 吉田郁子さん、塩尻市大字広丘吉田502番地8 細萱幹雄さん。 以上でございます。 ○議長(五味東条君) お諮りいたします。ただいま事務局長が申し上げた皆さんを選挙管理委員補充員の当選人と定めることに御異議ありませんか。     〔「異議なし」と呼ぶ者あり〕 ○議長(五味東条君) 異議なしと認めます。よって、ただいま指名をいただいた皆さんが選挙管理委員補充員に当選されました。 以上をもって、本定例会の日程は全部終了いたしました。 この際、申し上げます。市長から挨拶したい旨の申し出がありますので、これを許します。 ◎市長(小口利幸君) 〔登壇〕 それでは閉会の御挨拶を申し上げます。 去る8月20日に招集いたしました塩尻市議会9月定例会は、本日をもって閉会となりますが、今回、御提案申し上げました平成25年度一般会計歳入歳出決算認定を初めとする各議案につきましては、いずれも原案どおりお認めをいただき、厚く御礼申し上げる次第でございます。 会期中の9月3日には、第2次安倍改造内閣が発足いたしました。最大の課題として「元気で豊かな地方の創生」を掲げており、新政権には人口減少や超高齢化など、地方が直面する構造的な課題に全力で取り組んでいただくことを大いに期待するものでございます。 さて、今定例会は私にとりまして任期最後の議会となった次第でございます。市長としての4年間の市政の総括につきましては、今議会の総括説明また一般質問などを通じまして第四次塩尻市総合計画の進捗状況とあわせて申し上げてきたところでございます。3期目のマニフェストに掲げました「『豊かな心をはぐくむ文化都市』を目指して」の中で「活力」「ゆとり」「協働」をキーワードとした諸施策につきましては、継続的な事業を含め、おおむね計画どおりに推進することができ、さらなる飛躍と発展に向けた協働のまちづくりが着実に進展していることをうれしく思う次第でございます。このことはひとえに市議会を初め、多くの市民の皆様方の深い御理解と御協力のたまものであり、改めて心から感謝を申し上げるところでございます。 また、このたびの市長選挙におきまして市民の皆様の御支持を得られ、再び市政を担当させていただくことになりますれば、気持ちを新たに、子育てしたくなるまち日本一を目指して、新たな施策、課題にも挑戦してまいりたいと考える次第でございます。ただいま策定中であります第五次総合計画を着実に推進し、確かな暮らしを未来につなげていくことを全身全霊をかけて取り組んでまいりたいと考えますので、議員各位の御支援と御協力を改めましてお願い申し上げる次第でございます。 最後になりますが、これまでお寄せいただきました温かい御支援、御協力に対し、重ねて心から御礼を申し上げますとともに、議員各位におかれましては今後一層の御健勝と御活躍を御祈念申し上げまして閉会の御挨拶といたします。大変ありがとうございました。御苦労さまでございます。 ○議長(五味東条君) 以上をもちまして、過ぐる8月20日から24日間の会期をもって開催されました平成26年塩尻市議会9月定例会は、これをもって閉会といたします。まことに御苦労さまでございました。                             午後1時35分 閉会     ------------------------------ 地方自治法第123条第2項の規定によりここに署名する。  平成26年9月12日                          塩尻市議会議長  五味東条                          塩尻市議会議員  金田興一                          塩尻市議会議員  永井泰仁                          塩尻市議会議員  森川雄三...